コロナ禍を経て、結婚の思い出を残したい新婚カップルに「フォトウェディング」という方法が定番となりつつあります。
大勢を呼ぶイベントはしんどい・・・といった人達はもちろん、大きな予算をかけたくないけど何か結婚という形を残しておきたい、といったカップルにもピッタリです。
また最近では、2人きりではなく友達を招待するケースも増加中とのこと。
今回は、フォトウェディングで友達を招待する場合に気を付けるべきポイントや、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
目次(もくじ)
友達をフォトウェディングに招待するポイント
もともとフォトウェディングは、結婚式などの代わりに写真撮影を行う為だけのものでした。ですが、近年では大勢で集まれないご時世を踏まえ、ささやかなイベントとしてゲストと撮影後に食事会やパーティーを開くプランも増えてきているそうです。
とはいえ、招待されるゲストの多くはそういったイベントに慣れていないはず。
招く側も招かれる側も思い出に残る素敵な一日にする為、友達をフォトウェディングに招待する際のポイントをいくつかご紹介します。
一緒に撮影するのか
来てもらう友達と一緒に撮影したいのか、それとも晴れ姿を見てもらいたいだけなのかをハッキリとさせておきましょう。
もし撮影に参加してもらう場合は、フォトスタジオに友達とも写真を撮ってもらえるかを確認しておくことが重要です。業者によっては、同時撮影の人数によって追加料金がかかる所もあるので注意してください。
プランについてしっかり確認した後、友達へ撮影に参加してほしい旨を伝えましょう。
一緒に撮影する場合は服装を決めておく
友達に思い思いの服装で参加してもらうのもかまいませんが、一緒に撮影する場合は服装の系統を取り決めておいた方が写真に統一感が生まれるので無難です。
例えば「上衣はデニムシャツで統一」「緑色を基調とした服装」など、明確なルールを決めておくこともひとつの演出になるのでオススメ!
あとは、友人用の貸衣装やヘアメイクサービスの有無も、フォトスタジオによって対応が異なるので調べておきましょう。
合わせて結婚パーティーをする場合
最近のフォトウェディングは、撮影後に食事会を開くケースも増えています。
結婚式や披露宴により近い演出ができるので人気ですが、開催する場合は注意点も。
撮影だけではなくパーティーに招くような形になりますので、この場合は招待状の用意をしましょう。参加者によってはアレルギーのある人がいるかもしれませんので、そういった意味でも招待状であらかじめ確認しておくことが重要です。
かかる時間や費用を伝えておく
結婚式より気軽にできるフォトウェディングとはいえ、ただ友人を呼んでおけばOK!というわけにはいきません。
友達に気持ちよく参加してもらう為、また何より当日のスケジュールをスムーズにこなす為、会場場所や開始時刻、所要時間、参加者にかかる費用などの説明は最低限のマナーとしてしっかり連絡しておきましょう。
フォトウェディングに友達を招待するメリット
ではそもそも、フォトウェディングに友達を招待するメリットとはなんなのでしょうか?
当事者の2人だけで行う場合との違いや魅力について、解説していきたいと思います。
結婚式の雰囲気を残せる
まずはなんといっても、結婚式の雰囲気を写真に残せるのが魅力のひとつです。
もちろん2人でも充分幸せな思い出作りはできます。が、友達と一緒に撮影することで更に結婚式としてのイベント感がグッと高まるので、そういったシーンを残しておけるのがメリットのひとつと言えるでしょう。
緊張しにくい
どうしてもいざ撮影となると、緊張してしまって自然な表情作りに苦戦するカップルも・・・。
気の知れた友達がいてくれることで、そんな緊張感も和らぎ、リラックスして撮影に臨めます。
どうせ写真に残すなら、肩に力を入れず楽しそうなものを残したいですよね。そういった意味でも、友達と一緒に撮影する価値は充分にあると言えます。
メイキング部分も友達に撮影してもらえる
2人きりの撮影の場合、当事者しかいないので本番以外の部分まで記録に残すことは難しいでしょう。
その点、友達を招待することで2人のメイキングまで撮影してもらうチャンスがあります。
「こんな所まで撮っててくれたんだ!」と、後から友達と見返して盛り上がることもできるので、大きなメリットのひとつと言っても過言ではありません。
フォトウェディングに友達を招待するデメリット
もちろん、フォトウェディングに友達を招待するデメリットもあります。
前に述べた限りでは、良いこと尽くしのような気もしますが・・・。どういった点がデメリットになるのでしょうか。同じく解説していきます。
大人数では難しい
フォトスタジオや会場によりますが、大人数での撮影は不可のパターンも無いとは言えません。
必ず予約を取る前に人数の希望をしっかりと伝え、詳細まで確認することを忘れないようにしましょう。
また、撮影自体は可能でも、人数が多ければ多いほど前準備や連絡ももちろん多くなります。自分たちの撮影イメージや、作業負担に見合った人数設定をしっかり考えることも大切です。
友達に負担がかかる
友達に撮影や会食の参加をしてもらう場合、相応の負担がかかってしまいます。
例えばフォーマルウェアや指定衣装などの持ち込み。また、しっかり参加する場合はご祝儀の用意も必要になるでしょう。
希望のプランによっては、通常の結婚式・披露宴と同じくらいの負担を負ってもらうことになるので、その点も注意が必要です。
結婚パーティーを行うと費用が高額になる
撮影だけでなく会食等のパーティーも行う場合、当然ながらその分費用が上乗せになります。会場やプランによって、最初に思っていたよりも総額が高くなってしまった、ということもあり得るでしょう。
そうなると、結婚式より安いというフォトウェディングのメリットが薄まってしまいます。
自分たちの予算に合わせて無理のない撮影プランかどうか、じっくり考えてから予約を取ることをオススメします。
フォトウェディングを選ぶポイント
以上をふまえて、フォトウェディングのスタジオや会場を選ぶ際どのような事に気を付ければいいのでしょうか。
スタジオ選びのポイントについて、改めて詳しくご紹介していきます。
友達を招待できるか
少し前の項目でもお話ししましたが、スタジオによってはそもそも友達との撮影ができなかったり、人数制限を設けていたりします。
自分たちの希望する人数で撮影が可能かどうか、ホームページや問い合わせから確認しておきましょう。
人数増加の場合追加料金のかかるスタジオもあるので、あわせてチェックしておきたいところです。
希望の衣装があるか
撮影にあたって、特に新婦は「こんな衣装で撮影したい」「〇〇というブランドのドレスを着たい」という希望のある方も多いかと思います。
スタジオによって用意されている衣装バリエーションは異なりますので、希望に沿った衣装の用意があるかどうかも判断材料のひとつと言えるでしょう。
撮影したいロケーションはあるか
衣装と同じくらい重要なのがロケーション。
希望の撮影地がある場合はもちろん、スタジオ撮影の場合でも自分たちのイメージと雰囲気が合っているかどうかまで、しっかり確認しましょう。
大概のスタジオホームページには参考写真が掲載されていますので、それらを参考に比較検討してみると分かりやすいですよ。
費用は予算内か
やりたい撮影プランと同様に、無視できないのが費用面ですよね。
スタジオごとに基本プランからオプション料金まで内容・枠組みはそれぞれ違うので、ある程度自分たちの希望する内容や優先順位を把握してから料金比較し、予算内かどうか検討しましょう。
例えば、この神社で撮影するのだけは譲れない!とか、絶対和装と洋装2点で撮りたい!とか、基本写真はデータだけでかまわないけど型物写真だけは形に残したい!など、希望が明確であるほど料金比較しやすいのでオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せっかく一生に一度のイベントですから、とびきり良い思い出にしたいですよね。
友人にとってもお二人にとっても楽しく素敵なフォトウェディングにする為、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。